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2016年3月1日

北僧尾農村歌舞伎舞台・・・兵庫県指定重要有形民俗文化財を巡って・・兵庫県神戸市北区淡河町!

北僧尾農村歌舞伎舞台・・神戸市北区北僧尾にある、日本で現存するもっとも古い農村歌舞伎舞台です!
1970年に、兵庫県指定重要有形民俗文化財に指定されたました・・・

北僧尾農村歌舞伎舞台・・・又々、場所、位置・・・う~ん?・・で、やっと見つけました・・・

南僧尾観音堂から、数分でした・・・
http://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/03/blog-post.html

道路より、下に位置して、うっかりすると・・見落としますね!
北僧尾の鎮守である厳島神社境内に立っています・・
1970年の兵庫県指定重要有形民俗文化財指定以降、3度にわたり改修が行われている
2014年2月より10月まで全面改修工事が行われた。建物全体がゆがんでいたものを修復するもので大掛かりな工事となった・・・
・・・茅葺きが葺き替えらましたね!・・・(*^_^*)

北農村歌舞伎舞台は、江戸時代末期から明治時代にかけて日本の全国各地で建れた農村歌舞伎舞台の一つです
この建物は安政六年(1777年)の墨書が鏡柱に残ることから、現存する歌舞伎舞台の中では最も古いものして注目されています
一般に舞台は神社境内に建てられることが多く、奉納芸能であったことがわかります
神社には長床といって神事のために使われる建物がありますが、この舞台はその長床と舞台を併用した形に作られています
正面右端のと突出部は”チョボ床”と言われ義太夫・三味線の座で舞台用に造られたもの 木組みで当初からあったことが解ります
正面下部にある横板は”バッタリ”と言われ平素は雨戸として使い、上演の時は前方に倒し、舞台を広く使えるように「ちょうつがい」で結合されています
この装置はこの地区にあった十五棟の農村舞台の特徴でもあります・・・案内板より引用


正面右端のと突出部・・・

”チョボ床”と言われ義太夫・三味線の座で舞台用に造られたもの
木組みで当初からあったことが解ります
正面下部にある横板は”バッタリ”と言われ平素は雨戸として使い、上演の時は前方に倒し、舞台を広く使えるように「ちょうつがい」で結合されています
土台部分の礎石に横板を倒した折の脚の位置かもね!
雨戸の壊れた部分の穴から・・・パチリです・・・
       




厳島神社・・・本殿!
      鳥居前の一対の石灯籠・・・天明四年(1784年) と、読める・・・
            

道路から見た姿・・・

神戸市文化財で調べると・・・
  神戸市内に現存する農村歌舞伎舞台
  北区山田町上谷上:天満神社- 文久3年(1863)-兵庫県県指定文化財- 床几回しを有する
  北区山田町下谷上:天彦根神社- 天保11年(1840)-国指定文化財-回り舞台等多彩な機構を  有する
  北区山田町小河:大歳神社-不詳
  北区山田町藍那:天津彦根神社- 明治元年(1868)- 舞台装置はほとんど失われる
  北区山田町藍那: 釈迦堂跡- 明治26年(1893)-切妻トタン葺、農業倉庫
  西区押部谷町木津: 顕宗任賢神社 -平成19年(2007)-老朽化した舞台を建替え

山田町に多く残っていますね・・・
機会を見つけて・・・訪れましょう・・・ね!



訪問日:2月16日






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